トヨタプリウスリコールで知る、アメリカ的どうでもいい出来事

ロサンゼルスに来てから乗りはじめた旦那の愛車プリウス。例のリコールの修理のために、トヨタに予約をとって出かけた時のこと…。

営業所で、サービスと書いてある建物に向かって進むと、10人ほどのスタッフが座っている。車をどこに停めたらいいかわからず誰かに聞きたいが、みんな知らんぷり。どうやら、私たちのことが見えないらしい。こういう場合、日本のトヨタの販売店だったら、すぐに誰かが駆け寄って、車を誘導してくれそうなものなのに。

仕方なく、そこにいたジョージに声をかける。「リコールの修理で予約してるんだけど」「誰と？」って、こらーここは先ず「この度はリコールでご迷惑をおかけして申し訳ございません。お忙しい中、ご足労頂きましてありがとうございます。」だろっ「トヨタさんも色々大変でしたね、頑張って下さい」って言うつもりで来たのに大きなお世話だった。

修理完了は13:15。終わったら電話するって言っていたけど、約束の時間になっても一向にかかってこない。私たちの経験からアメリカで「終わったら電話する」と言われて、本当にかかってくるのは４回に１回の確率。たいてい、しびれを切らせて行ってみると終わっていて①今電話するところだったと蕎麦屋の出前状態か、②電話したけど出なかったって言われる（ウソつけ！着信してねーぞ）。

「どうせまた、できてるんじゃないの？」と、車を受け取りに行くと、まだだった。時間通りできてないのもこの国ではよくあることだっけ。そこから、イライラしながら待つこと20分。ようやく修理完了の電話あり。

建物の外で待っていると、修理済みの愛車プリウスが何の説明もなく返される。ここは、うそでも、どこを修理したかくらい言えばいいのに、気がきかねえなトヨター。どうやら運転席のマットが新しくなっている。こんなに待たされて、まさか、それだけじゃ…。

トヨタの前でくねくね楽しく踊る人形

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