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アムトラックのお楽しみと言えば [Amtrak]

それは、食堂車のお食事[ぴかぴか(新しい)]

アムトラックの寝台車に乗ると、下車する駅まで、朝昼晩、一日3度の食事が無料でついている。5種類ほどのメニューから好きな料理をどれでも注文できる。食堂車は、寝台車の乗客だけでなく、コーチ車両のお客さんも利用するため、いつも混んでいる。食事時刻が遅いと人気メニューは売り切れるので要注意。

寝台車の乗客が待たずに食事できるように、食事前になると、食堂車の主任(Dining-Car Steward)が、食事時刻の予約をとりに、寝台車の各部屋にやってくる。

予約票には、人数と予約時刻が書き込まれる。
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本日の夕食に、メインはチキンとカラマリのラザニアを選んだ。これに、サラダ、飲み物、ケーキやアイスなどのデザートが付いて大満足。お味も、なかなかグッド。
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テーブルは合い席になる。よく見ていると、食堂車の主任のおじさんは、話が弾みやすいように、客の年齢、人種、風貌をみながら、カップリングしている様子。ヒッピー風のおじさんとバックパッカーのお兄さんとか、老夫婦と若夫婦という具合に。ある意味すごい観察眼[眼鏡]

私たちが最初の夕食で合い席したのは、旅行の記事を書いているというライターのおじさんと、シェフをやっている青年。どこから来たのか聞かれて、のっけから「ロサンゼルス」の発音がどうしても通じなくて、汗[あせあせ(飛び散る汗)] 仕方なく、日本からの観光客を装うことに。おかげで会話がしどろもどろ。

翌朝いっしょになった、カナダのトロントから来た老夫婦は、旦那さんが元教員で、奥さんが元看護婦。二人ともリタイアして、離れて暮らしている娘さんたちの家を訪ねて回るのを楽しみにしているとか。奥さんが「息子はダメだけど、娘は財産よ~」としきりに言っていた。かなりのお年に見えるこのご夫婦、娘さんに会いに、トロントから電車でシカゴに行き、そこからカリフォルニアゼファーでサンフランへ、さらにコースト・スターライトでバンクーバーへ行って、最後はエンパイアー・ビルダーでシカゴに戻るという、大陸横断鉄道のモデルプラン。しかも、寝台でなくコーチでというのだから、シニア世代のパワフルさに驚かされる。

朝食のホットサンド。カロリー高め、でもおいしかった。
Chicago1732.JPG

アムトラックの話、まだまだ続きます。
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それは車窓の景色です。

by (2010-06-18 08:29) 

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