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アムトラックの不思議発見 [Amtrak]

豪華な個室寝台、共同のトイレとシャワーは清潔で使いやすい、ベッドは快適って、地球の歩き方で読んだ。なのに…。
Amtrak1853.JPG
アムトラックの共同トイレは、広さも設備も機内トイレとほぼ同じ。ただし、使用中かどうか外からはわからなくなっている(なぜだ?)。そして、鍵[パスワード]を閉めても、誰かが外からあけようとすると、留め金が緩んで開いてしまうから油断は禁物(実際、旦那は、開けたドアを慌てて閉めたらしい)。

さらに、手洗用の水の蛇口が曲者。レバーを押している間だけ水が出るのだが、レバーを最後まで下ろすと、浅いシンクに水が勢いよくはねて、全身水浸し。レバーをゆっくり下ろしたり、手で覆ってみたり、トイレに行く度に色々工夫したけれど、結局、コツをマスターできずに終わった。とほほ[もうやだ~(悲しい顔)]

このトイレだったから、シャワーは不安だった。旦那を先に行かせ、心の準備をする。
旦那のアドバイス:
1.石鹸やシャンプーは自分のものを持っていくべし。
2.湯は、簡単に出るが、止める時は、蛇口が硬くて閉まらない。指の怪我に注意。
3.決して期待してはいけない。

まあ、そんなことだろうと思いました。

恐る恐るシャワールームに入ると、使用済みのタオルが入った大袋がガバッと開いている。そして、誰が使ったかわからない使いかけの薄い石鹸が5,6枚、転がっている。優雅さとは程遠い。せめて”Amtrak”のロゴが入った、アメニティーグッズでもあればいいのにねぇ。

お湯がいつ水に変わるかとビクビクしながら急いで行水。旦那のアドバイスに従い、蛇口を慎重に閉める。一刻も早くここから出たいと思って、立ったまま足の裏をタオルで拭こうとした瞬間、

わぁ~揺れるぅ~~~

ゴ~ン

うっ、流血…

には、いたらなかったものの、線路の切替えで車両が大きく揺れた拍子に、壁に頭突き。着替えもそこそこ部屋に逃げ帰った。旦那に涙ながらに「アムトラックは今回を最後にしてくれ」と言うと、アムトラック全米制覇を企んでいた旦那はしょんぼり[もうやだ~(悲しい顔)]

寝台のベッドは、私たちが夕食を食べている間に、アテンダントが、組立ててくれる(そして朝食の間に片づける)。ルーメットのベッドの広さは約畳一畳分。2階のベッドは天井が低く、幅も1階より拳2個分くらい狭い。

私がシャワーのことで相当不機嫌[ちっ(怒った顔)]だったもので、旦那は何も言わず自ら2階の狭いベッドへ。私は、ちょっと広い1階のベッドでも身動きがとれず、うつ伏せで寝たら朝まで一度も寝返りを打たなかった(たぶん)。

車中、あと1日半、大丈夫か、私たち。アムトラックの話、まだ続きます。

窓の外は息をのむような絶景[ぴかぴか(新しい)]でも、寝不足なので日中は居眠り。
ラウンジカーの風景。お客がいたって気にせず掃除する。
Chicago1744.JPG

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